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三沢光晴さん ファンら2万5000人が遺影にお別れ
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名無しさん
2009/07/05(Sun) 01:07
広島市での試合中に事故死したプロレスリング・ノア社長でプロレスラーの三沢光晴さん(当時46歳)を悼む「お別れ会」が4日、東京都江東区のイベント会場「ディファ有明」で営まれた。主催者発表で2万5000人以上のファンらが訪れ、三沢さんの遺影に花を供えた。
会場にはリングも置かれ、冒頭にアナウンサーの徳光和夫さんらが「常に自分より恵まれない人に目を向け、手を差し伸べてきた」と弔辞を述べた。10カウントの追悼ゴングの後、三沢さんの入場テーマソングが流れると、うつむいて目頭を押さえる人も目立った。
会場には徹夜組を含めファンが献花に訪れ、炎天下で列は1キロ以上に及んだ。子供4人を連れて名古屋市から訪れた会社員、大岩誠さん(34)、景子さん(36)夫妻は「三沢さんは多くを語らず、リング上で魅力を伝えてくれた人。20年近くのファンで、感謝を伝えたかった」としのんだ。
会に先立ち、臓器移植希望者を支援するNPO「日本移植支援協会」(東京都渋谷区)が三沢さんに感謝状を贈った。支援協会によると三沢さんは、慕っていたジャンボ鶴田さんが00年に肝臓移植の手術中に死亡したことをきっかけに臓器移植に関心を持ち始めた。プロレス会場の入り口で移植を待つ患者への募金をしたり、ドナーカード配布などを続けてきたという。
93年に米国で心臓移植手術をした千葉県佐倉市の同会ボランティア、木内博文さん(39)は「入退院を繰り返していた時に『強い体になりたい』と三沢さんを励みにしていた。リング上の事故は今も信じられない」と惜しんだ。【工藤哲】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090704-00000024-maip-soci
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